中古屋にPCを持っていったら、10円と言われた話し

僕の持っている古いPCは、動作が重い。なので、2年くらい前のある日、買い換えようと決意した。まず、新しいPCを買うための資金にしようと思って、近所のハー○オフという中古屋に、古いPCを持って行った。自転車で持って行った。PCの動作も重かったが、質量も重かった。

 

お店に到着後、店員に見積もりを出してもらった。運が悪く、来客が多く、見積もりに時間がかかった。まあ、店員1人に対して、大勢の客がいるわけだから、見積もりに時間がかかるのは、仕方ないと思った。40分くらいかかった。なので、店内をグルグル回った。

 

「10円になります」って言われた。

 

僕のPCが「10円に変化します」と。ハ○ドオフという店が、僕の足下を見ているのかなと一瞬思ったけど、まあボロPCだから価値はないのだろう。

 

「見積もってもらった後に、申し訳ないのですが、持って帰ります」と僕はつぶやいた。

 

「動作が重いのであれば、メモリを積めばイイよ」と店員は、つぶやき返した。

 

「じゃあ、メモリください」と僕が言うと、「メモリは、メインボードとの相性があるから注意してくれよ」と言った。

 

よく分からなかったので、結局、メモリは買わなかった。

 

後日、友人と話しをしている時に、ふとPCの話しになったので、僕は、友人にメモリの件について相談をした。

 

友人は言った。「君のPCの場合、256MBまでしか積めないと思うよ」

 

僕は、ハー○オフへ走った。256MBのメモリ(500円くらいだったかな?)を購入して、自宅のPCに、適当に挿してみた。すると、PCの電源が入らなくなった。

 

こりゃマズい。図書館へ走って、PC関連の本を読みあさった。でも、意味が分からなかった。

 

PCの電源が入らなければ、インターネットに接続できない。インターネットがなければ、google先生に聞けない。

 

僕は、マンボー(→マンガ喫茶)へ走った。マンガ喫茶で、Googleで検索したら、何となく解決方法が分かった。でも、自宅に戻ってみたら、やっぱり電源は入らなかった。

 

うーん。図書館がダメなら、、、本屋があるじゃん!

 

今は潰れたジュン○堂(新宿店)へ電車で行った。そして、PC雑誌を読みまくった。そしたら、理解できた。絶対に分かった。

 

自宅に帰って、PCをいじったら直った。しかも、メモリを500MBに増量したおかげで、インターネットが爆速になった。今まで、ネットを立ち上げるのに、5分くらいかかっていたのが、1分になった。

 

あれから、2年……今、僕は、MacBook Air というノートPCを使ってる。MacBook Air は、超音速だよ。

 

2秒でブラウザが立ち上がるよ。かつて、5分かかっていたのに、2秒とか異次元だよ…