PCのメモリは買うべきだが、脳力開発はやめろ。

PCの動作が重いと感じたら、ハードの性能を上げよう。「不要なデータを削除して動作が速く!」みたいな宣伝をしているソフトにお金を費やすより、ビックカメラでメモリを購入したほうがいいと思う。PCの動作が重くて、困っている人は、家電量販店へ走ろう。メモリを買ってこよう!

一方、人間の脳は違う。脳の性能を上げようと思って、能力開発に取り組んでも、あまり意味がない。短期記憶の能力を上げるためのトレーニングが存在するけど、ほどほどに。

僕は、大学受験のときに、能力開発トレーニングばかりやって、大惨事になった。

当時の僕は、能力(脳力)を開発するのが先決で、高性能な脳を開発したのちに、受験勉強を開始しようと考えていた。

その計画は頓挫した。僕の考えは間違えだった。

まずは、目の前のタスクをこなそうよ。小さい仕事から片づけていこうよ。

もし、能力開発をしたければ、目の前のタスクを全力でやればいい。脳が「これ以上の速度でタスクをこなせないよ!」って悲鳴をあげる速度でやる。


目の前のタスクを全力で取り組むことで、能力を開発すればいい。


今の僕は、そう思っている。