iMacの起動ディスクを「内蔵HDD→外付けSSD」に変更
最近、iMacの動作が重くなってきたので、OSを再インストールしようか迷っていました。
色々とインターネットで情報を集めていくうちに、「外付けSDDを購入して、そこにOSをインストールすると快適になる」という情報を得ました。
「外付け」というのは、動作が不安定そうですが、iMacを分解して、内蔵SDDを取り付けるよりマシな気がします(分解すると、ガラス画面に埃がついたりするので…)。
そこで、今回は、内蔵SSDではなく、外付けSSDを導入することにしました。容量は256GBにしました。
外付けSSDは、Thunderbolt対応モデルにしました。USB3.0のみ対応モデルだと、購入後に速度的に不満が出たときに、「ああー、やっぱり、Thunderbolt対応モデルにしておけば、もっと速かったのかな?」と後悔するのは嫌だったからです。少し価格は高いですけど、Thunderbolt対応タイプの外付けSSDを購入しておけば、速度的に不満が出たときに、後悔はしません。
まず、外付けSSDにOSを移行する前に、現時点でのiMacのアプリ一覧を記録しておきました。下図です。
次に、再度インストールしたいアプリにマーキングをしておいて、このメモをDropboxに保存しました(下図)。
次に、Chromeの拡張機能を確認しておきました。これもメモしてDropboxに保存。
次に、google日本語入力の辞書をエクスポートしました。
次に、Lightroomのライセンスを解除しました。
次に、Microsoft Officeのライセンスを解除…しようと思ったら、やり方が分かりませんでした(たぶん解除機能ないと思う)。
次に、Thunderbirdのデータをエクスポートしました。
そして、TimeMachineにバックアップを取って、引越し前の準備は終わりです。
次は、最新のOSである「macOS High Sierra」をダウンロードしました。ダウンロード中に「ダウンロード中です」的な表示がなかったので、フリーズしているのか、ダウンロードが進行しているのか分かりませんでした。
「macOS High Sierra」は、4.8GBあります。
数時間、iMacを放置して、ダウンロード状況を確認したところ、ダウンロード完了していました。
次に、「macOS High Sierra」を外付けSSDにインストールをしようとしました…が下図のエラー発生。
「ディスクユーティリティ」でGUIDパーティションを作成しようと思っても、項目が出てこない。
インターネットで検索しても、ヒットせず。
仕方なく、MacBook Airに外付けSSDを接続して、MacBook Airの「ディスクユーティリティ」を開いたところ、GUIDパーティション作成の画面が出てきました。
もう一度、iMacに戻って、「ディスクユーティリティ」を開きましたが、やはりGUIDパーティション作成の画面は出てきません。どうすれば良いのか分かりません。原因不明です。なぜか、iMacでは、GUIDパーティション作成できませんでした。
仕方ないので、再度、外付けSSDをMacBook Airに接続して、「ディスクユーティリティ」を使って、GUIDパーティション作成しました。
次に、外付けSSDをiMacに再接続して、「macOS High Sierra」を外付けSSDにインストールしてみました。
ここでも問題が発生。インストール進行中に、再起動に移行する直前でエラーが発生。
何度やっても、再起動に移行する直前でエラーが発生。
インターネットで調べてみると、「時刻設定が怪しいかも」ということなので、ターミナルで時刻を確認しましたが、異常なし。
次に、試しに、ポータブル外付けHDDに「macOS High Sierra」をインストールしてみました。
すると、やはり、インストール進行中に、再起動に移行する直前のところで、同様のエラーが発生。
となると、ダウンロードした「macOS High Sierra」に原因がある可能性があります。
試しに、「macOS High Sierra」を削除して、もう一度、「macOS High Sierra」をダウンロード。
あれ…? 今回は、ちゃんと「ダウンロード中」&「残時間」が表示されている。
数時間後に、ダウンロード完了し、再挑戦。たぶん、今回もエラーが出るだろうなと思いながら、再び、外付けSSDに「macOS High Sierra」をインストール。
…あれ? 今回は、スムーズにインストールが完了した。なぜ?
動作確認して問題はなさそう。
試しに、iMacの起動時間(電源を入れてから、ユーザー選択画面表示まで)を計測してみた。およそ、50秒くらい。思ったよりも遅いな。
内蔵HDDの起動時間は、たしか1分だったと思うので、あまり変わらない。
でも、アプリの起動時間は、劇的に早くなった。
内蔵HDDの場合、起動直後に、Chromeを開こうとしても、ずーーとレインボーカーソルがグルグル回っていて、Chromeが起動するまで、3分くらいかかっていた。でも、起動ディスクを外付けSSDに変更してからは、Chromeの起動時間が約5秒になった!
OSをクリーンインストールしたのも要因の1つかもしれないけど、外付けSSDは爆速です。
次に、アプリのインストールをした。
「App Store」から再ダウンロードできるアプリは簡単に再ダウンロードが完了しました。
次に、「App Store」以外のアプリをダウンロード。
基本的に、僕は、Amazonでソフトを購入しているので、Amazonの「アカウントサービス > ゲーム&PCソフトダウンロードライブラリ」に移動して、ここから再ダウンロードしました。
しかし、ここでも問題発生。ダウンロードが完了したけど、いざインストールしようとすると、「インストール中…」状態で進まない。数時間放置しても、インストールが進行しない。なので諦めました。
やはり、「App Store」のアプリが手軽なので、一番良い。
次に、Adobeのサイトから「Lightroom 6」をダウンロード。こちらは、無事、ダウンロードとインストールが完了。
でも、アプリ起動時に「予期しない理由で終了しました」で起動しないことがある。このエラーが出ると、何度やっても駄目。iMacを再起動すると、復旧する。
今でも、たまに「Lightroom 6」を起動させようとすると、「予期しない理由で終了しました」で強制終了してしまう。原因不明だけど、まあアプリの起動時間は早くなったし、満足です。
以上です。
今回、起動ディスクを外付けSSDに変更するのに、それなにの時間と労力を消費しましたが、たまには、Macと格闘するのも良いと思います。良い経験になりました。