『秒速5センチメートル』を観た

序盤から、「雰囲気が好きじゃないなぁ」と感じた。同人誌みたいな雰囲気を感じた。

小田急線は、あまり使ったことないので、よく分からない。

携帯電話のない時代、待ち合わせの予定があるのに、電車が遅れると、時間の流れが長く感じるだろうね。携帯電話のありがたさを実感した。

同時に、携帯電話がない時代の人のメリット2つあると思う。

1: LINEのように短文で浅く早いコトバの伝達ができないので、長文で熟考して作り出した文章のやりとりができるので、より深く心を通わせることができる。

2:「待ち合わせ時間と場所」に意識がいく。今の時代だと、「LINEで遅れるメッセージ飛ばせばいいや」とか「電車の乗換えは、電車内で検索しよう」で済むけど、昔だと、そうはいかない。昔は、待ち合わせの時間をしっかり意識していただろうし、乗換方法も頭に記憶していたはずだ。

昔の人は、知人の電話番号が頭に入っていたと聞く。また、大まかな地下鉄の路線図も頭に入っていたらしい。電話番号なんて、記憶しても役に立たないけど、地下鉄の路線図を把握しておくと役立ちそう。

――現代は、便利な反面、深い思考が足りなくなっている。

さて、映画に話しを戻すと、田舎の景色は、とても綺麗だ。でも、田舎すぎるのは、さすがに可哀想だなと思った。田舎は、夏休みの旅行で行く程度がちょうどいい。

東京都心に30分以内でアクセスできる場所に住んでいない高校生は可哀想だなと思う。

都会に住む必要はないけど、東京都心にアクセスできるか否かは重要。

大阪の中心部にも行ったことあるけど、やはり大阪は不便だ。東京へのアクセスが悪い。大阪に住むくらいなら、地価は下がるけど、埼玉県の住宅街のほうが良いだろう。東京都心にアクセスできるか否かは重要だと思う。

映画の映像を観て、種子島は、いつか夏に行ってみたい。

第三章で、社会人が精神を削っていく生活を見ると、なんだか親近感を感じた。

初恋の女の子が、知らない奴と結婚したのを観て、残念な気持ちになった。まあ、昔のことだし、仕方ないか。

あと、種子島のサーファーの子、一途で可愛かった。あんな子が高校時代に居たら、たとえ田舎生活であろうとも、我慢できると思う。羨ましい。

人生1度もモテキが来ない男も居るんだから、1度でも良い思いをした主人公は、落ち込まなくても大丈夫だと思う。