itunesデータ等を外付けHDDに移行しました
先日、iMacの起動ディスクを内蔵HDD(1TB)から外付けSSD(256GB)に変更しました。
コストを無視すれば、2TBの外付けSSDを買って、深く考えずに、OS・アプリ・写真データを2TBのSSDに保存すれば良いけど、追加で10万円(*)くらいのコストがかかるので断念しました。
(*)だいたいの目安だけど、外付けSSDの価格は、256GBは約2万円で、2TBは約12万円。差額は10万円。(amazon価格 参考)
僕は、金銭的にも余裕がなかったことから、外付けSSDに「mac high sierra」(2007秋 公開)をインストールして、これを起動ディスクにすることにしました。
今回、新たに購入した256GBのSSDが将来的にパンクしないように、データ管理方法を見直すことにしました。
僕は、今までは、下図のように、「Final Cut Pro」のライブラリデータと「Lightroom」の元データだけを外付けHDDに保存していました。
今回は、SSDの容量に余裕を持たせるため、下図のように、itunesデータと写真appの元データを外付けHDDに移行させました。
実は、以前、itunesデータを外付けHDDに置いて管理したことがあったのですが、itunesの動作が不安定になったので、教科書的な起動ディスク管理に戻した失敗経験があります。
あのときの苦い経験があったのですが、数年ぶりに、再度、itunesデータの外付けHDD管理に挑戦することにしました。
方法は簡単です。詳細は、Apple公式ウェブページ等を確認してください。下記のサポートページが参考になります。
https://support.apple.com/ja-jp/HT201625
ザッとメモかわりに、itunesデータを外付けHDDに移行する手順を書いておきます。
iTunes ライブラリを統合したのちに、「iTunes」フォルダを外付けHDDに移動して、「option」キー (Mac) または「Shift」キー (Windows) を押した状態で「itunes」を起動して、「iTunes Library.itl」ファイルを選択
移行作業は、簡単です。でも、問題は「動作が安定するか」ですね。以前の僕は、原因不明のエラーで、itunesの動作が不安定になりました。
…今回は大丈夫でした。遅延もなく快適でした。
動作を確認後、SSD(起動ディスク)内のitunesデータを削除しました。
そのうち、かつてのように、itunesの動作が不安定になるリスクがありますが、しばらく様子をみたいです。
itunesデータと同様に、写真appのライブラリも外付けHDDに移行し、動作確認しました。
Lightroomは、動作が不安定なので、カタログをSSD(起動ディスク)に置きました。まあ、Lightroomのカタログデータは、74.7MBと小さいので良いかな。起動ディスクにカタログデータを置いてても、たまに「予期しない理由で終了しました」と出る。原因は不明。再起動すると直るけど、少し嫌だな。
『心が叫びたがってるんだ。』を観た
『心が叫びたがってるんだ。』を観た。
ネタバレになるので、物語の核心については、語らない。
冒頭に、裏山にある「西洋のお城を模した建物」に憧れる女子児童が居たが、どう見ても「ラブホ」だ。ギャグ漫画かと思った。
地方に行くと、どうやら「ラブホ」は、人里離れたエリアにあるらしい。「ラブホは車で行く場所にあるものだ」と言っていた友人を思い出した。
たしかに、地方に行くと、車社会だし、車でしか行けないような場所(駅から徒歩30分以上かかる場所)に「ラブホ」は存在する。そして、変テコで奇抜な外観をしている「ラブホ」が多い。
僕は、郊外とか古くて汚い場所が嫌いなので、地方にある奇抜な「ラブホ」に行ったことはないが、一度くらいは行ってみたいなぁ。
この物語は、小学校時代のトラウマが原因で、心に傷がついて、コトバを発することができなくなった少女のストーリー。
この少女、身長が小さいし、身体も細くて、とても弱そう。なのに、感情をストレートに出したりすることがあって、どうも情緒不安定というか、簡単に言えば、メンヘラだ。面倒くさそう。
やはり、幼いころに心に傷がつくと、致命傷になるんだなーと思った。もう治らないと思う。
「割れたガラスは、もう戻んだいんだよ」と、誰かから聞いたフレーズを思い出した。
コトバは、ときに人を傷つけるし、傷は消えない。コトバは、無形のモノであるけど、人の人生、未来を変えることがある。なので、僕は、「コトバ選びには気をつけよう」…そう思いました。
まとめると、
・地方に行くと、車でしか行けないような場所に奇抜な外観のラブホがある
・幼いころに受けた傷は、治らない(治りづらい)
・コトバは、ときに人を傷つけるから、慎重に選ぼう
この3つを再認識しました。
「あと1歩、負荷をかける」と良い
まず、2つのパターンを考えてみよう。
Aさん:毎日2時間、業務でタイピングをする。
Bさん:毎日2時間、業務でタイピングをして、プラス、毎日10分間、タイピングゲームをやる。
この2人の1年後のタイピング速度は、それなりに差が開くと思う。たった10分のゲーム(あと1歩の負荷)で、タイピング速度に差が出るのだ。
たった10分の練習で、明らかな差が出るのであれば、「10分の練習は、コストパフォーマンスが高い」と言える思う。
なので、「日常生活以外にも、あと1歩の負荷をかけて練習する」のは、とても良い習慣だと思う。
あと1歩の負荷というのは、筋トレでいうところの「過負荷の原理」に近いところがあると思う。筋トレにおける「過負荷の原理」とは、「日常生活を続けていても筋肉を肥大化しないよ。筋肉をつけるなら、日常生活の負荷以上の負荷をかける必要があるよ」ということをあらわした原理。
他にも、「日常生活以外にも、あと1歩の負荷をかけて練習」する具体例を挙げたいと思う。
たとえば、英語力について。
Cさん:毎日、英文を20分読む。
Dさん:毎日、英文を20分読んで、毎日10語単語を覚える。
たぶん、Cさんは、英文に出現する頻度の高い8000語程度は、認知語彙になりますが、1万語レベルの低頻度な英単語は、認知語彙のレベルまで昇華しません。しかし、Dさんは、ボキャビルをすることで、意図的に頻度の低い単語との遭遇(負荷をかけて練習)することで、認知語彙が1万程度になるでしょう。
まあ、認知語彙が約2000語増えることに、どれだけのメリットを感じるかは人それぞれだけど、僕はコストパフォーマンスが高いと思います。
他にも、もう少し具体例を挙げてみます。
たとえば、さきほども出てきたけど、筋トレについて。
Eくん:肉体労働をする。
Fくん:肉体労働をして、週2回ベンチプレスをやる。
2〜3年後、2人の身体を見比べてみると、明らかに、大胸筋の大きさに差が出ているはずです。
肉体労働だけでも、良い身体にはなるかもしれないけど、プラスで筋トレすると、さらに良い身体になる。
これを聞いて、「筋トレは、コストパフォーマンスが良いな!」と感じるかは、人それぞれだけど、僕は筋トレをやりたいと思う。
わずかな「あと1歩の負荷」で、差が出るのだから、日頃から、「あと1歩の負荷」を意識したほうが良いと思う。
日常生活で、触れていても、ある程度の負荷をかけないと、身につかないこともあるんだ。
エクセルのショートカットキーも同じ。
「印刷範囲の設定のショートカットって、どのキーだっけ?」と思うたびに、google検索するのも良いけど、その調子だと、いつまで経っても覚えられない。頻度の高い15個くらいのショートカットは、丸暗記すべき。人によって、何個くらいのショートカットキーを暗記するのが適切かは違うけどね。
ちなみに、エクセルのショートカットは、下記の本の末尾付録が参考になる。この本は、エクセルの作法やフォーマットについて語られている本です。一読をオススメします。
英文法も同じ。
まったく文法問題に触れずに、英文しか読まない人に、『lie(自動詞)とlay(他動詞)の活用は言える?』と聞いても、答えられないかもしれない。こういうのは、文法問題を解くことで、「あ、 “lie” と “lay” って、似ていて紛らわしいな。覚えておこう」と意識する必要がある。
もちろん、重箱の隅をつつくような文法問題集ばかり解いていても、英語力は上がらないけど、最低限の文法事項は、文法問題集を解いたほうが、英語の上達が早いと思う。僕は、「ネクステ」レベルの英文法知識は、文法問題集で練習したほうが良いと思う。まあ、どの程度まで、細かい文法の知識を叩き込むかは、個人の判断に任せれば良いと思うが。
「日常生活以外にも、あと1歩の負荷の負荷をかけて練習する」ということを意識するだけで、2〜3年後、自分の技術や能力に明らかな差が出ると思います。
さて、「あと1歩の負荷」って、どんなのがありますか?